日本政策金融公庫の輸出ノートが大好評、芳賀が原稿書きました
#日本政策金融公庫 (以下 日本公庫さん)が2021年末くらいから公開している #輸出ノート 。
お陰様で、今から海外にモノを売りたい事業者さんにとても好評です! という声を日本公庫さんから頂戴しています。
というのも、原稿を書いたのはほぼ芳賀ですから(98%くらい芳賀が原稿作成しました)。
お声がけ頂いたのは2021年の初夏、6月くらいでしょうか。7-8月にかけて原稿作成し、秋に推敲して12月に納品、というスケジュールでした。元々ジェトロや(独)中小企業基盤整備機構(以下 中小機構)等で海外ビジネスのセミナー講師の仕事を年間30件以上頂いていたので、その資料他を素材として作成しました。既にあったものを再利用したので特に大きな負荷はありませんでした。これもリサイクルビジネスでしょうか?
輸出ノートを作成するに当たっての日本公庫さんからの要求は、
・初めて輸出に取り組む事業者さんを想定する
・教科書ではなく、書き込んだり、作業をしたり、何度も見直しできる演習ノートのような冊子にする
・自身でデザインしたTシャツをECモールに出したらA国から30着の引合いがきた。でも見積りや輸送方法がわからない。どうしようー! という事業者さんを想定する
・船のコンテナ便や航空機の貨物輸送というよりも、郵便局から国際郵便(EMS)で海外に発送する、あるいは国際クーリエ便(DHL、FedEx、UPS、等)で発送する
・決済はクレジットカードやPaypal等の決済代行サービスを利用する
・言葉ではなく、イラスト、絵図、グラフ、を活用する
・事業者さん自身で調べることもあるだろうからその調べ方をわかりやすく記載する
・初めて事業者さんには難しい仕事、たとえば契約内容とか規制の調べ方はジェトロなど専門の公的支援機関を利用することを推奨する
というものでした。
輸出ノートは表紙を含め12ページです。ご覧頂くと、やたら絵が多いなという印象を持たれることでしょう。イラスト、絵図をたくさん入れました。専門用語もできるだけ少なくしてあります。海外ビジネスや貿易の専門用語はわかりにくいものがあるので、そういうものは割愛しました。
中級編?とも言える、安全保障貿易管理、EPAやFTA(ニュースでたまに耳にするTPPとかRCEPとかのことです)のことには一切触れていません。そういうことは必要に迫られたら専門の公的支援機関に相談すれば良いでしょう。
輸出ノート 見てみたい
という方は次のURLからアクセスしてみてください。PDF版もExcel版もダウンロードできます。ちょっと下にスクロール頂くと「輸出ノート」が出てきます。